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フェラチオ強化月間  フェラチオ強化月間  
 
・ 本誌での九里虎祭、この機に[ グリコのオダイ (キーワード30選)] に手をつけてみてはどうでしょう。

『 アイツ 』 - 続 「 あのひと 」 - 18禁含 -
×黒澤和光(総受parallel)
 
 
 ガッコの便所で花木に口に口をぐいぐい押し付けられたのが頭をよぎるたび、オレはあんなもんはキスなんかじゃねえだろうと思うようしてた。
 
 
 授業の出席もギリギリ、家にもほぼ帰んねーで、昼はあの人の仕事場、夜はあの人んチにオレは入り浸ってた。 それでヤりまくってた。 若い分、あたりまえだけどオレの方が性欲があって、いつもあの人にまとわり付くみてーになってた。 オレはポンポン立って、1回のセックスで金玉がすっ空かんになるまで何回もイかされた。
 
 「××サンて、あんまキスとかやんねーすよね」
「さっきしまくったじゃん」
「セックスん時以外で、」
「そーゆうベタベタしたの、して欲しーのかよ?」 あの人は手に持ってたカップをテーブルに置いた。照明を落とした部屋のフロアスタンドに湯気がゆらぐ。
「 べつに…」
「来てみな、」 肘掛けの付いたラウンジチェアでオレを呼ぶ。
 椅子の前で突っ立ってるオレに「ほら、跨って座りな」て言う。オレはベッドから出て、ネルシャツ1枚羽織っただけの格好だっだ。
 あの人がゆったりと座り込んでいる椅子と脚との間、腿に跨るような姿勢になる。 それじゃ首根っこを持って、目の高さに引きずり下ろされ、唇が軽く触れた。
 こんな、あらたまってのキスじゃねえし、この格好は何だかイヤだ。…便所でアイツとキスした時に体勢が似てて、記憶が被る。
 もういちど唇が触れあった。オレも、××さんも唇が薄い。アイツみてーに、あんな肉っぽく柔っこくはねえ。オレはあの人の頭を抱くようにキスをしてみた。唇の開き加減や、押し付ける加減をかえてみる。 やっぱ、なんだかオレ達のキスはあっさりしてた。
 「なんの実験だ、かずみつ」あの人は笑ってた。
 さっきヤったばっかなのに、オレはキスだけでちょっと半立ちになってた。
 

 
 朝から真面目にガッコ出た日に限って、花木のヤロウと顔をあわした。 アイツは「メシでん行かんね?」とニヤニヤ親し気だ。
 いつも「腹は減ってねーよ」て、撥ね付けるんだが、どういうわけだか一緒にメシを食うハメになってた。 そして、いちどはどこか人気がねーとこでキスした。だいたいが頬っぺただったが、校舎屋上なんかだと、ソファを背に口にした。 ぎゅうぎゅうに抱きついてきて、生っぽい唇を重くかさねてくる。オレはしっかり顎を閉じてた。だから舌が絡みあうようなのはやってねえ。 アイツは唇を噛んできたが。
 ただのキスだけだ。
 

 
 「かずみつ、おまえ学校にも男つくんの?」 あの人は普段しない腕組みをしている。 ‘学校の男’って言葉で、花木のこと言ってんだってすぐぴんときた。 オレは殴られると覚悟してた。
「ちょっと、何のことか分かんないっす」 はぐらかそうとした。
「パーマのヤツ、わかるだろ」
「 ああ。 同じクラスなんでメシ食う程度っすよ」 オレは嘘をつく。
「嘘つかなくていーんだよ、ベツに。 アレはどっからどう見てもオスだろ。」
「アイツ、めちゃくちゃ女狂いすよ?」
「おまえを見る目が、おまえを女扱いしてんだよ。 そん位気づいてんだろ? 気分いいんだろアレに女扱いされてんの?
 なあ、かずみつ、アイツにヤらせろ。 おまえが誘って。
 オレの部屋使っていいぞ。」
「 …え、」
「おまえがどんなツラで他の男にヤられんのか、オレ見てーんだよ」
「 …それだけはいくらなんでもヤりたくないっす」
 「 そ。…じゃ、いいや。」
 
 あの人は携帯でメールを送ってた。
 
 「さて、何人来れるかな、」オレにははっきり聞こえなかったが、あの人は楽しそうだ。 レコードを数枚手に、吟味している。 音楽をかけて、オレを抱きしめた。そしてゆっくり何度もキスをする。「かずみつ、あいしてる」て何度もつぶやきながら。
 そして、ゆっくり丁寧にフェラしてくれた。 裏筋のピアスを舌先でコロコロされんと膝ががくがくしてきて立ってらんなくなる。 「もぉ さ なあ、もう、」 オレは崩れるようにしがみつく。
 ベッドに、腕を伸ばしてうつ伏せになるよう言われ、そのまま従う。 伸ばした手首に手錠が片方ずつはいる。その先はベッドの脚に繋がれた。
 あの人はオレの尻を引き立て、尻の肉に噛み付き、穴をたっぷり舐めて舌でえぐる。オレはチンポの先から汁を垂らしてよがる。 後ろから入れたチンポをスパンスパン打ち付けられる。ただの手錠を使ったセックスだ。
 ドアフォンがなる。
 あの人は挿入したまま腰を使って、無視してた。
 ドアが開く。
 男が2人部屋にはいってきた。
 「2人だけか、」あの人が言う。
 「いや、オレ等そこでばったり会ったばっか」男のうち、ひとりがそうこたえた。 「へえ。悪くねえ」もうひとりがオレを見下ろして呟く。 オレは尻を高く持ち上げ、あの人にヤられて善がりまくってる最中だ。
 しばらくして、もうひとり男が部屋に入ってきた。
 オレはこいつらに、マワされるんだってわかった。たぶん、さっき花木のことを断ったからだと思う。 でもオレは、暴れたり、怒鳴ったりなんかはしねえ。
 「みんな、陰性だし、一応ゴムはつけさせるよ。 おまえがヤられてんのがやっぱ、見てえんだよオレ」チンポを抜いて、オレの真正面回り込んで、あの人がキスをする。オレはうつ伏せの顔をあげてされるがままにいる。
 誰かひとりがベッドに上がる軋みがした。あの人はずっとオレの頬を撫でながらキスをしてる。
 無遠慮なチンポが穴を押し入ってくる。
 オレはギュっと目をつむる。
 「かずみつ、かわいい、あいしてる」 そう言ってあの人は優しくキスして、ソファについた。
 オレは3人に入れ替わり何度もファックされた。
 
 そいつらが居なくなった部屋で、あの人は静かにオレをずっと抱きしめててくれた。
 オレは何も考えることがないみたいに、それをぽかんと受け入れてた。
 

 
 「おまえさ、明日夜、時間つくれねえか?」 校舎屋上で煙草を吸ってるとき、オレはそれとなく花木にきいた。
「んー何時頃ね?」
「10時過ぎぐれえ」
「んーよかよ」 アイツはこっちの顔も見ねえで、ひたすらメールを打ってる。
「じゃ、10時に駅 西口な。」 階段室のドアノブに手をかけた。
「ちょお待ち、なし?」花木が呼び止める。
「べつに他に用があんなら来なくていーからよ、」オレはそのまま振り返らず、屋上を後にした。
 
 翌日。夕方から雨になった。
 駅前の電光パネルの予報じゃ、今から雷を伴う嵐になるって流れてる。いまも充分台風みてえに風が吹き付けてる。
 もう、10時だ。 こんな雨じゃ、花木も来ねえかもしれねえ。 
 目の前を男2人が傘ひとつで小走りに駅に入ってく。
 
 改札から花木が出てくるのが見えた。 傘を持ってねえみたいだ。 じゃあ…オレのビニール傘1本きりか。
 「おまえ、傘は?」
「あー、駅まで車やったけん、忘れた。 黒澤のそれ1本ありゃ、雨も弱かけん、よかろーもん」花木がオレの手から傘を取る。「来ぃ」傘を開いてこっちを振り返る。「どこ行くや?」肩を引かれて、傘に入る。
 「 正面の坂、真っ直ぐだ。」
 
 「あ゛ーマッチの湿けたけん火いのある?」 尻から出した煙草を口に、花木がオレを促す。
 オイルライターを手渡した。
「こい、良かね。」
 オレもついでに煙草に火をつけた。半分濡れてるみてーにうまく喫えねえ。
 
 「そこ、左のマンション。」
「あんたン家?」
「そうじゃねえが、」
 花木は体をゆすって、頭を振った。 雨の雫がエレベーターの中飛び散った。
 オレはバンダナを外して、それで濡れたジーンズを押えた。
「そっちの方が好か」 オレの前髪を耳にかけ、こいつはあの人と同じことを言った。
 
 
 オレはあの人に部屋の鍵を貰ってねえ(欲しいとも言ってねえが)。 だからドアフォンを押した。たぶん、水曜のこの時間なら部屋に居るはずだ。
 中からドアがひらく。
 あの人はまずオレを見て、後ろに立つ花木を見た。そして何も言わずにオレ達を部屋に通した。いきなり花木を連れて行って、あの人がどう思ってるのか表情からじゃオレにはわかんなかった。 靴を脱ぐ花木を振り返ってみる。じゃ、「親?」って小さく訊いてきた。 「違げえ」
 
 「だいぶ雨も降ってるみたいだな。着替えれば?」 窓から外を見て、あの人はオレと花木にタオルを投げてよこした。
 「シャワー借りていいですか?」
「ああ」
 「おまえも来いよ」Tシャツを脱ぎながら花木に言った。
「え゛、一緒にぃ?」
「じゃ、乾燥機1度で済むだろ」脱いだものを乾燥機に投げ込む。
 あとから花木も黙ってまねをする。
 シャワーを捻ったら、「ここ何しにきたと?」と花木がオレにきいた。
「セックス」
「ハ?ワシと?ここで?」
「いやならヤんなくていい」
「そら、どこでもいつでもヤるばい。
 なし今、ここでかいね?」
「理由ならヤりたくなった、でいーじゃねーか。それ以外の理由、オレは知らねーし」 シャワーに濡れた花木に抱きつく。脱ぐとすげえ体してやがる。 胸板に頬ずりをして、背中に手を這わした。
 「あん人のよか?ダンナやなかと?美人局?」
「てめーもグダグダうるせーよ」
「じゃーここよりベッドの好か。あーたの散々ヤられとー、汗や涎やザーメンの浸み込んどーベッドでアンタばガツンガツンにヤりたか。
 で、アレにもしかしかと見せちゃろーや。」 花木は人が悪いツラで、にやりと口の端を吊り上げた。
「あの人は、そういうのゼンゼン平気なんだよ。当てつけにもなんねーよ」
「そいでんよか」 
 
 
 オレ達は濡れた体も拭かねーで、花木がオレを駅弁スタイルに抱きかかえて風呂場から出た。 コイツはもうそのまま入れちまいそうな勢いだった。
「アホじゃねーか、下ろせ!」オレは怒鳴る。 じゃあ、ベッドに投げ落とされた。
 ベッドから、その脇に立つ花木のを間近に見上げる。でけえ。 腹だってばきばきに割れてて、腿のキレもくっきりきつい。ナマでこんな体、今まで見たことなかった。そのうえこのチンポかよ…。 たぶん、オレはちょっとの間、その体に見惚れてたかもしれね。
 ハッと、あの人を見たら、ソファに掛けて黙ってこっちを見てるだけだった。
 
 「ワシ等今まで、ちゃんとチュウばしちょらん」
 両頬を手で掬われるようにキスをした。やっぱ、コイツとのキスは何だか違う。ただ重ねただけでも唇の表面がくすぐってえ気がする。 オレは四つ這いになって夢中でキスしてた。舌が唇をわって歯を舐めてきても、すんなり口が開けた。アイツが舌の奥を絡め取る。漏れてく息さえ、なんだか勿体ねー気がして、アイツの口に食らい付く。 口内を犯されるみてーで脳が痺れた。 
 アイツの柔っけえ、肉っぽい唇が頬の創の上をさまよって、瞼や耳たぶを吸っていくと尻の辺りから背筋があわだった。 「ワシやなかと満足できん体にしちゃろ」アイツは小さく耳にこう言ったが、オレに限って、もうそりゃムリだろうと思った。
 キスをしながら花木はオレの体のピアスを外していった。乳首の2つと、臍、チンポのバーベル。 全部、付けた上からいぢられんのが感じる体になってた。それを全部取り上げられた。 外されちまうと、すっかり自分が裸になった気がした。
 あらためてアイツが体を触ってく。キスはずっとしたままだ。 オレに乗っかって密着させた体がくねってチンポどうしが擦り合わさる。 シャワーの濡れ残りなんだか、どっちの汗なんだか、オレ等の汗なんだか、じっとり熱っぽく内側から火照ってる。
 しつこくそこばかりが擦れ合い、花木は2本いっしょにまさぐった。
 アイツの唇に吐息をもらす。アイツはそれを呑む。
 
 花木はとにかくオレをイかさねえ。気持ち善さをのこしたまま、手や口は他にうつる。放置されたそこはずっと熱をもったままに肌に残った。
 全身に疼きがちらばってゆき、うねりが酷くなる。 1回イきてえ。オレはチンポからずっと汁を垂れ流してた。
 
 まだ、アイツのものにの触れてもねーし、フェラだってしてねえし、されてねえ。 アレを咽深く、口いっぱいに突っ込まれてえ。
 依然、キスとまさぐりと手扱きだけだった。
 
 「欲しか?おクチに?」 舌が抜けて、かわりにアイツの親指が口内を撫でた。深爪気味の指先に、かたい指の腹、ゆっくり吸って舌で舐めて味わう。 「仰向け、」
 首に跨られて、あんなデケエのを上からムリに突っ込まれたらゲロるかもしんねえ…。
「ゆっくり優しゅーしちゃる。オナゴでんこんぐれー出来っと。」 アイツは首に跨った。
 花木は扱きながら立った自分のを、ぐいとオレの口元まで下ろした。つるつるとした亀頭で口の周りを撫でてゆく。その動きにあわせて、やがて、顔がついて動く。唇がそれに吸い寄せられる気がする。
「焦らすなよ」
「ゆっくりで良か」
 ほんのわずか口の粘膜に届いた。舌が後を追うように這い出て、糸をひいた。
「はやく、!」オレはイラつきはじめた。
「あ、キシャン噛むや?」おどけた声でチンポを引っ込める。
「ばかじゃねーか、はやく咥えさせろつってんだ」
「じゃ、おクチば大きぃア〜ンv」とろける声だった。 アイツの口の動きに合わせて自分もつい、一緒に口がひらけた。
「じぇーんぶペロペロしぃ」 オレはこいつに操られてんじゃないかってぐれー、意のままだ。 根元からカリ首、先のワレメまでベトベトに何度も往復してた。 そして先からゆっくりと挿入されてゆく。オレは唇と頬と舌で奥にうながす。すぐに口腔は圧迫され、わずか引き戻される。その繰り返しを何度も。ぬめりを増しながら、ゆっくりと。
 アイツは‘よか’てオレの開いた顎を誉めるように撫でる。
 開きっぱなしの顎はだるくて、何度も繰り返す嗚咽に涙目になる。
「黒澤、じょうずか、」 大きく抜いて、余計に奥に潜ってゆく。 この直前に何か食ってたら絶対ェ吐いてた。
 抜き差しが一定の速さで行われるようになる。まだ、根元まで全部は咥えてねえ。 奥でずっとチンポ置いとかれるより、動き続けられてるほうがキツくはねえ。
 じゅぱじゅぷヨダレが大きく泡立ちながら口の端から溢れ落ちてく。 「すけべ顔ったい…」アイツが指先で額や瞼、口の際を楽しそうになぞってゆく。涙の滲む目にそれが潤んで映る。
 オレはフェラしながら自分のものを扱き始めた。こうすると上も下も、どっちもよくなる。 わずかにできる口の隙間に甘声がまじる。
 ひくん、と背が反る。
 「そげんこつ、せんでよか」 口の中のものはそのままに、コイツはくるりと体勢をかえた。 扱いていたオレの手をどけて、するりとオレのを根元まで咥えた。 まさかコイツにフェラされるとは思ってなかった。
オレの動きが止まる。
すると一気に根元までぶち込まれた。咽のカーブに添ってデカチンが突っ込まれた。オレは息が止まって咽の奥がきゅうっと締まる。コイツの尻がビクンとふるえた。
 それから、ばんばん口にデカチンを打ち込まれた。 オレはただ、咥えられただけで、何もされてねーのにザーメンが出ちまった。
 

 
 「くろさぁわわわ、チユウ。」アイツは顔をしかめて、口を開けてオレの出したのを見せてきやがる。早くどうにかすりゃいーもんを、わざわざ舌に留めて「チュウチュウ」言ってやがる。ばかじゃねえのか。
 抱きつかれて、口のまわりをザーメンまみれにされた。「きしゃん出すけん、ワシ飲めんばい」
 ンなのはしょうがねーだろ、。それが厭ならフェラなんかしなきゃいーだろ。クソッ、ザーメン臭え!
 
 あの人が後ろからウエットティッシュを投げてくれた。 「まるでガキの遊びみてえだ」
 「ボッキするやろーが?」花木がオレをがんじ搦めにあの人を挑発する。
「ああ。お前にな。 お前みてーのが1匹いてもいいよ。
 名前は?」
「花木九里虎」
 あの人は大笑いをはじめた。「かずみつ!」笑いがなかなか止まらないらしくて、腹を抱えている。こんなあの人をオレは見たことがねえ。「かずみつ。やられた。お前の方が一枚上手だわ」
 「ワシ、オナゴば共有する趣味の無かけん」花木はオレの脚をM字に、穴に亀頭をあてがった。結合部を開いて持ち上げ、あの人に見せ付けてる。
 オレはカラカラの咽にごくりとツバを飲み込む。うまくいかねえ。
「でかいねー」あの人も笑うのをやめて、結合部とオレの表情を交互にみてる。
 オレは下からの圧迫から逃げ出すよう踵を上げて、前のめりになる。 アイツはその肩を押さえ込む。ゆっくりと尻がアイツに沈んでゆく。オレは咽を反って体から少しでも余計な空気を抜き出すしかなかった。 最後の方の空気と一緒に割れた声であーあーわめいた。
 根元までしっかり喰らい込んで、花木の胡坐のなかにおちた。
 アイツは動いてくれない。
 いっぱいいっぱいの開ききった穴がひくんひくん収縮したがる。「ンなあ、おい、どうにかしてくれよ…」オレは腰をゆする。わずかに擦れた張り詰めた粘膜がきもちいい。
 「ワシかアヤツ、黒澤、どっちか選びぃ」こいつはオレにチンポ突っ込んで、こう訊いてきた。汚ねえヤツだ。 わずかに突き上げられる。持ち直してきたオレのチンポがピクンと震える。
「こんなの意味ねえだろっ」おれは抜き出そうとした。
それじゃ、余計に突き上げられた。 「どや?」
 ひぃンッ、アイツの背中に腕をまわして抱きついた。 もういちど、更にもういちど、ずんずん突き上げられる。「ワシがよか?」 穴がぬるぬるになってゆくのがわかる。 キスも一緒に、両方を攻め立てられる。 オレはアイツに縋って善がる。抱きついたまま半泣きで善がりっぱなしになった。
「ワシんオナゴね?」 不意にぴたりと動きを止める。
「あっ、あ!あ!あ!あ!あ!あ!あ!!」オレは夢中で腰を振ったが、イく寸でで抜き去られた。
 オレを仰向けに押し倒したアイツが、先だけを襞に触れさせる。「ワシんオナゴね?」 穴の口がぱくぱくする。
 ふう゛っ、オレは声が出ねえ。
「ワシんオナゴね?」もういちどアイツが訊く。数ミリ入ってきた。 ちゅぽっと抜く。 「ワシんオナゴや?」また先が数ミリ入ってくる。もう抜き去られたくはねえ。オレは頭を激しく縦に振った。「イかせてくれよ!」 皮膚の中のうねりが頭まで達して、酷え。
「そおやなかろ!」 声も荒く抜かれる!
「なあ花木っ!なんでもいい!たのむ!」オレはアイツに抱きついて必死で尻を擦り付けた。おまえのにしてくれって、なんども叫びながら。 それで、イった。
 
 ぐったり身を投げ出してるオレに入れっぱなしで花木は、あのひとに噛みつく。「どげんね?」
「メスの扱い方、よく心得てんな。
 お前、まだイってねーんだろ。 さっさと出してこの茶番、終らせようか」
 
 ハンッと、オレに集中して花木は腰を使った。こんどはオレが立つのもお構いなしに体を反し、バックでひたすら突き上げてきた。 オレはこれで、またイくような体だった。
 アイツは後ろから、みっちり抱きついてイきやがった。 はあ、はあ、荒れた息遣いで最後にゆっくりチンポを抜く。 穴からザーメンがどろりと溢れた。
 
 「お前たちで決めてくれよ、誰の何だとかってのはさ。
 まあ、かずみつがここに来なくなるならそれまでだし、オレはかずみつを縛るつもりもねーから。」 ベッドの上、天井に目を見開きぐったり大の字になるオレ等にあの人は言った。
 
 あの人はオレの貪欲さをよく知っている。 おれがこの先、どう出るのかも解ってこれだけを言った。
 
 
:: 20091120-23   黒澤の上京先は、先に代官山に仕事場を移した‘あの人’のトコです。 ::

 
 

:: 会社の鬼(南チャンの受子) 20091119 ::

『 あのひと 』 - 18禁SM含 -
×黒澤和光 (総受parallel)
 
 
 その人に会ったのは、オレが中学卒業してすぐにだった。
 武装に入りたがってたツレが肩にタトゥ彫るんだって、あの人の仕事場についてった時だ。 ビルの何階だかの、部屋番号しかわかんねえような何の目印もない1室だった。 もちろんオレ達は、顔見ただけですぐに追い返された。‘18過ぎてからだ’って。 その時、いちど会ったきりだったけどオレはあの人の顔をおぼえた。 小さい町だし、交差点なんかでたまに見かけた。
 
 鈴蘭入ってすぐ。
 気にしてるバイク屋を通りかかったさいガレージ横に、素が何だかわかんねえくらいカスタムされた真っ黒なクルーザーが停まってた。それが今まで見たことないほどにすげえいい。 縁石にしゃがみこんでそれを見てると、店から人が喋りながら出てきた。 オレはすぐ、その場をはなれようとした。 じゃあ、「なあ、おい」と後ろから声がかかった。
振り返る。じゃ、あの人がメット持って立ってた。
「やっぱ。
 顔の傷とバンダナでわかったよ。お前、ちょっと前にウチに来たヤツだろ、2人で?」バイクのキーを差し込みながら、オレを振り返る。
「あ、ああ。 そうすね」と、今、声をかけられて思い出したみたいな返事をした。
「バイクすきなの?」
「普通に」
「乗っけてやろうか?駅とかまででいーなら。」
「オレ、今からガッコすよ」
「もー昼じゃん。 鈴蘭か? 後輩じゃねーか、なら後ろ乗れよ」とメットをわたされた。
 たぶん「ほら来いよ」て、口の動きでそう言われてるんだけど、エンジン音で聞こえやしない。オレはメットを頭にのせバイクのシートに跨った。 タンデムバーも取っ払ってある(もともとねえのか、)。どこ持ちゃーいーんだよ。 「つかまれ」て聞こえた気がして、走り出した。オレは腰に手をまわすしかなかった。
 鈴蘭まで、5分とかからなかった。
 走ってる間じゅう、風にあおられるあの人の襟首から香水のにおいがしてた。
 
 校舎の裏、コンクリ壁の穴の前でバイクが停まる。
 あの人はバイクからおりて、煙草に火をつけた。 「この穴よ、オレらん時にやったんだよ」とコンクリに人ひとりが、しゃがんで通れる程の穴をのぞきこんだ。「ここのセンセは、ほんと無頓着だよな。ずっとあの時のまんまだもんよ、」そう言ってオレを見上げて笑った。「オマエ、何年?」
「1年だけど」
「なんだよ まいったな、
 名前は?」
「黒澤、」
「じゃなくて 下 した」
「 和光、」
「かずみつ、おまえさ彫もん刺れる気あんだったらまた来いよ。 そん時は話聞いてやっから。」
 

 
 「かずみつ、おまえさ彫もん刺れる気あんだったらまた来いよ。 そん時は話きいてやっから。」 オレはそう言われたのをずっとおぼえてた。 そう言われた時は、そんな気なんてさらさら無かった。 それでも時折り、その言葉がよぎるようなことがあった。 そして刺青のある肩とすれ違うたび、それがどうしても気になるようになった。
 
 1年戦争で、花木に伸されてオレに刺青をいれる理由ができた。
 
 
 2度目、あの人の仕事場を訪れた。 ビルの横にはあの人の黒いクルーザーが停めてあった。
 
 ドアフォンを押しても返事はない。 鉄のドアをノックしてドアノブをひねると鍵はかかってなかった。中から声はする。 だから「あの、」つってみたら、知らねえ男が怒鳴りながら壁を蹴飛ばし、入り口に立ってるオレを一瞥して叫んで出てった。
 「出直したほうがいいすか?」声を大に言ってみた。
「べつにかまわんよ、誰?」部屋の奥から声がする。 
「黒澤です」オレはそっちに行ってみた。
 「 ああ、 かずみつ」
 あの人は奥の明かりのついていない暗い部屋の、長椅子にふかく腰掛けていた。 「何? おまえ来たってことは彫る覚悟ついたのか? オレ、18歳以下と気にくわねえヤツには仕事しないんだけど、おまえ特別な。」
 オレはあの人に‘とくべつ’って言われたことにじんときた。そしてその感覚はさっき出てった男に絡んだ。 「 …さっきの、そうやって断った結果なんですか?」言わなくていいことを訊いた。
「やー違う、違う。べつにあれは仕事とは関係ねーよ。
 あんなにお客サン怒らしてたら、仕事やってけないっしょ。
 なに?かずみつ気になる?」肘を膝に、顔の前で組んでいた指の向こうからオレをかいま見た。
オレはギクリとする。「いや、そういうんじゃなくて、」じゃあ、どういうんだよ。
「だな。いきなり深入りすんのもマズイでしょ、」とあの人はわらった。
 オレは黙ったままでいた。
 
 「で、彫るデザインとかは決まってんの?」
「それは 考えてないです」
クスッと口だけが笑う「そういうヤツって、勢いだけなのが多いんだよ。で、筋彫りだけで途中止めちゃう。」
「オレは違います」
「いいよ。
 じゃあ さ、デザインからじっくり考えていきゃいいんじゃねえか。」とスチールラックからファイルを抜いてオレに手渡す。「近頃、若いのも和彫りっぽいの彫ってくれって、絵描いたの持って来んのもいんだよ。それが結構ーうまいのな。 でも、おまえはそんなのは似合わねーんじゃねーか。」 オレが座ってる椅子の背につく。 「刺れたい場所はあんの?」
「ああ、それなら肩つーか、この辺に」オレは左腕の上の辺をさした。
「じゃ、ワンポイント大になんのか。これから先、背中一面、彫りたいってんじゃねーんだろ?」
 「 はいたぶん」 花木の顔が脳裏にちらついた。
「ワンポイントなら、こんなのが上腕にあるとしっくりくんじゃないか」 ファイルをめくり、その中から白黒のスケッチを1枚、セーターの上からオレの腕にあてた。「どうだろ。ちょっと腕、出してみな」
 オレはセーターの裾から腕を抜いて、あの人に向けた。
「細いなー」そう言いながらスケッチを腕にのせる。「もう少し、小さめがいいのかな…」と顎鬚を、ぐいっと反った親指で撫で上げた。 オレはそのしぐさをじっと見てた。
「なに?」オレの顔も見ずにあの人はきいた。
「いや、べつに
 このデザインでいいです。」
 「 あのな、」ふう、とため息をつかれた。「おまえ自身の体のことなんだよ。焼き消さねー限りずっと皮膚に残んだよ。そのこと解って喋ってんのか、おまえは?」
「 …彫モン刺れるってことがオレのケジメなんっすよ」ちょっと語尾が荒れた。認めたくなねーが花木のヤツのせいだ。
 「 かずみつは、見たまんまの思いつめるタイプだな。 相ー当、頭、軋んでんだろーな、」バンダナの上から頭を揺さぶられた。反射的によけようとはしたが、掴まって、バンダナが弛んだ。
 チッ、と、舌打ちをしながらその手から逃れる。そして弛んだバンダナを結びなおす。
「人に触られんの苦手なら、針刺したとき、余計痛えぞ、体が強張ってるからさ」
「そんなもんは脅しにならんですよ」
「だな。頑なそうだもんよ、おまえ
 で、ほんとにこのデザインでいくのか? まあ、オレはかずみつに合うとおもうけど」
「これでお願いします」 腕をセーターにもどした。
 

 
 「××さんて何歳すか?」 筋彫りの時、あの人に訊いた。 仕事場に行くのは4度目になる。前の時は晩飯食わしてもらって、バイトみたいなことをやった。
 「1発で当ててみな。じゃ、これ、半額にまけてやるよ。」 彫る場所が場所だけに、あの人の顔がオレのすぐ真横にある。 部屋にはノイズまじりの重い打ち込みが床を揺らす様、鳴り響いている。 オレ等は大声を出し合った。
「え?40はいってないっすよね」
「質問はなしだ。 おまえぐらいのガキがいたって いや、そこまでの歳じゃねーな。うん。」マスクのした、ひとり、うんうん納得している。
 
 始終、肉を焼かれるようにオレは痛え。
 部屋はマシン音をかき消すノイズがズゥンズン響いてた。
 

 
 次の日。 駅のホームで真島たちに会った。 きっとオレを待ち伏せてたんだろう。真島はイライラと何度も唾をはいた。
 真島のツレ2人は駅の便所の入り口を、立ち塞いでいる。
 真島は、結束バンドでオレを馬のように個室に繋ぐ。そしてオレの体のなかにグイグイ分け入ってきた。「黒澤、あの男はなんだ、え、」下から穴を深くえぐり上げる。
う、ぐうぅ、っ、と、オレの咽からうめき声が洩れた。 (あの男?花木のことでも言ってんのかコイツ、)
「オマエのことだ。もう、ヤらせたんだろ。イッパツ幾らでヤらせてんだ?え?スベタ?」
(ああ、こいつ、あの人のこと言ってるのか。こないだ一緒に晩飯食ってんのでも見かけたんだろうな…。)
「こーやって濡らして尻揺するのかよ、え?」尻の肉を平手で思いきりしばき上げられる。「オレがこんだけかわいがってやってんのに、まだ足りねえのかよ、テメエはよ!」反対の尻も同じくやられて、大げさな音が便所に響いた。 痛くはない。あれに比べりゃ、こんなもんは痛みでもねえ。
 立ちバックで、さんざんズリ上げ、中でイった真島はオレを便器に投げ捨てる。 両手を後ろ手に、首を繋がれたまま、オレは股をわられ、立ってるアレを真島の正面にさらす格好に便座についた。
 尻に力を入れると、真島のザーメンが穴から便器の水にでろりと糸をひいて落ちていった。
 靴底でオレは踏まれる。そして嬲られる。じゃりっとした感覚があって、靴底の溝が金玉を押し上げる。そのまま裏筋をグリグリ圧し付けられると、オレはたやすく射精する。
 最後に、真島は必ずオレのチンポに唾を吐きかけた。
 
 
 彫りもんはツブシだけ残して、進行が止まっている。 あの人は「この彫り賃いーからさ、仕事の合い間の都合でさ いいかな? もともと気に入ってたデザインだし、ここんとこよ、ボカシにしてみてーんだわ」と腕の、腫れのひいた筋の部分に触れた。まだヂンと痛え気がした。
「はい」
 そんな訳で、オレはあの人の仕事場に出入りするようになった。
 オレはそこにいても、べつにやることはなかった。弁当買ってくるとか、あの人のパシリっぽいことするしかなかった。 それでも入り浸った。 あの人もオレがボサっとソファなんかにいても気にしねーみたいだったし、オレも居心地がよかった。
 夜は家の前までバイクで送ってくれた。 オレはあの人にしがみついて、バイクのケツに乗ってんのがたまらなく心地よかった。べつにこのまま家なんか帰んなくていーのによ、て、いつも思ってた。
 
 
 「××さんて、仕事場と家ってベツなんすよね、」
「ここには手狭で住めねーし、駅の反対側に部屋借りてる。」
 腕の彫りもんは真ん中の星形のツブシだけになった。
「刺青って儲かるんすね」
「今の流行り商売だよ。」
 「××さんが ンな風に言うの、意外です」
「実際そうだろ。」
「さめてんすね。」
「ガキの頃は看板屋になろうと思ってたよ。中学の頃から、この職につきてーと思うようになったけどな。」
「へえ。」
「かずみつは?」
「まだ先のことなんで、」
「16だっけ? 7?」
「はい。」
「て? まーどっちでもいーけど。
 はい終い!」 血を拭って、あの人は最後に背中をぽんとたたいた。
 オレは腕を見下ろす。真っ黒な墨を取り囲むよう、皮膚が赤く熱を持って膨れ上がってた。「ありがとうございました。」( ‘これ彫り終わったし、もう、ここ来んのマズイすか、’ て訊いても、‘来んな’て言われないことは、だいたいわかってた。 ほんとはここに来たいとか関係なくて、…この人とヤりてえ。この人にヤられてえ、だ。 でもンなことは、まず、口にできねーだろ、。) オレは‘ありがとうございました’つったきり、シャツも着ないで、つっ立ってた。
「どーした?」
 「いや、彫ってみるとあっけねえな、とおもって」
「落ち着いた頃、もっかい墨入れなおすとよりクッキリするけど。」
「ふうん、」
「あれ、そういうことじゃねえ?」
 「 オレのモンダイです」
「なんだそれ、カンジ悪りい。言いたいことあったら言っとけよ。ここ来んの最後かもしれねーんだし。」
 「 だから、オレまたここ来てもいーんですか、仕事のジャマじゃないっすか、て。」
「あ、そー言おうとしてたのか。」
「 …はい 」
 「ここじゃなくて、ウチ来りゃいーじゃん。 じゃあ今からここ片して来る?」
「え、 」
「じゃー、さっさとモップがけしろ」
 

 
 あの人の部屋は、仕事場の真っ黒な壁や天井、タイルの床とは違って、全部板張りだった。 広いワンルームの部屋にあるデカいベッドやソファも、革張りじゃなくて濃い色のフエルト布みてーなのだった。
 部屋の隅に折り畳まれてる金属ゲージが目に付く。 「あれ、何か飼ってんすか?」
「 ああ。 前、ここいた人がウサギ飼っててさ。」 あの人は脱いだ革のブルゾンを壁にかけた。「かずみつ服は?」
「このままで。」
「何か飲む? おまえは今日、酒はだめだけど。」
 「ここにいた人って男すか?オレ会ったことありますよね?」
「んー、男だけど、おまえは会ったことないだろ、」
「 2回目んとき オレ玄関ですれ違いました。その人、すげー怒かって仕事場出てきました。」
「だっけ? そうかも、」 グラスのアルコールに湯を注ぐ。
「そんときは‘客じゃねえ’って聞きました。」
「まあ、座れば。
 確かに、客じゃーねえし。
 立ってないで座ってくれよ」
 あの人の座るソファの横に座る。「友達すか?」 話を切られねーってことは、オレは踏み込んでいいってことなんだろ?
「まー そーだったよ。」
「でもベッドはひとつしかねえ…」
「 尋問かよ?ったく、回りくどい。はっきり訊けよ、ゲイか、って。 まあ、そうなんだけどよ。」
 オレはこれ、きいちまって、言わせちまって、この人に‘じゃあ、あんたとヤりてえ’て言うつもりなのか?
 
 「なんか、眉間にしわ寄せて思いつめてる顔してんのな。顔に出すぎなんだよ、かずみつはよ。
 でさ、話しかわるけど、まだ鈴蘭て1年戦争続いてんの?」 この人はカムアウトしたばっかなのに、それが何でもないかのように話を続けた。
「はい」
「おまえ、参加はしたけど、どっかで脱落したろ?
 そういうヤツが毎年何人かは‘刺青いれてくれ’てうち来んだけどよ。
 あ、オレ、18歳未満で彫ったのかずみつが最初よ。まーこれからもやんねーだろうけど。だって、コレ怖えーもん、」と手首を揃えて手錠の格好をした。 「で、ちなみに勝者は?」
「 花木九里虎って、ヨソもん」
「へんな名前。」
「1年の覇者で、鈴蘭の頂点っすよ」
はははは!「そりゃ、やってらんねーな。そんなのと同期じゃよ」
「はい…」
「おまえ、それに負けたから、これ彫ったんだろ。」
 「 …関係ないっすよ」
「全部顔に出てんだよ」
 
 
 「なあ、なんか映画とか見ねえ? こないだプロジェクターと、でっかいスクリーン買ってさ。まだ1回も使ってねえんだよ。」 壁のシェルフにオレを呼ぶ。 買ったばかりで値札の貼ったままのDVDも、そこに一緒に並んでた。
「ホラーとか、ゾンビとか、スプラッタばっかすね。」
「あーそうかもなー。 でも、ゲイポルノも何枚かはある」
 「 
  …あのさ、
  もしよ、
  オレがヤられてるビデオあるつったら見てえ?」
「え?」あの人の顔が曇った。 「笑って流すとこだったのに、んなこと言われっと、よお、」
「あんなガッコ行ってりゃ、あってもおかしくねえと思わないんすか?」
「あ、あー。
 もしかして誘ってる?」
「相手してくれんだったら、」
 「オレ、ヤりだすとケッコウ酷いかもしんねーよ?」
「だいたいのことはできると思います」
 「そりゃ、すごい。」 あの人は呆れた笑い顔になった。
 

 
 誰かとキスをするは今がはじめてだ。
 「その‘ぐりこ’とかってのにヤられたとか?」
 そんな名前は今聞きたくねえ。
 キス、するまえから半立ちみてーだってのに、もうジーンズの中でチンポが張り詰めて痛え。 そこを撫でられる。
 「先、言っとくとオレ、無理やりじゃねーとたたねーんだ。
 おまえがさ、仕事場居ついてるとき、どんだけヤってやろうかって考えたか知ってる?おまえ、切り刻まれてんだよ、オレの頭んなかで。」 壁に頭から投げつけられた。
 
 あの人がオレの首に跨って、フェラだ。顔を左右からパンパン叩かれる。咥えたのをこぼすと、鼻をつままれ、咽の奥にサオも玉も突っ込まれた。それで、ようやくあの人はたちはじめた。 馬乗りにオレのシャツを破って、それで手首を縛って引き倒す。「すげーなおまえ。立ちっぱなし。ホントは今日なんかセックスやんないほうがいーんだぞ」 そこを踵で踏まれて、腰がひけた。「たぶん、おまえは何でもできるんじゃなくて、マゾなんだろーな」
 ジーンズの尻の縫い目をナイフで裂かれる。パンツを横に捻くって、穴に冷たい何かが挿入された。それが体内でくねりだす。
 口にはあの人の性器をほおばる。金玉を片方ずつちゅぱちゅぱ吸って、舐めあげる。首根っこを押さえつけられ、裏筋の生え根一帯を顔中で愛撫させられて、自分のツバまみれになった。
 尻の方が、もう、ガマンができない。
「も、イきて、え」つったら、ジーンズを膝まで下げられて、板張りの床に放置された。
「いいよ、イけば」あの人はソファに座ってオレを見下ろしてる。 煙草に手を伸ばして火をつけた。「それだけじゃ、イけね?」オレに近寄って、勃起したチンポのすぐ真上で、トン、と煙草の灰を落とす。「この筋さ、ピアスつけよーか、今から」
 あの人は一旦立ち上がって、テーブルの引き出しからニードルと消毒液を出してきた。チンポ全体を消毒する。そのひやっとした刺激にオレはぶるるるっと1度目の射精をした。
 ニードルの封を取る。 その針先がオレのチンポを這う、そして時折り、ちくりと肉に刺さる。 おれはすぐに持ち直した。
 目の前にちらちら見えるあの人の立ったチンポがしゃぶりたくてたまらない。そればっかを目で追った。
 いきなりチンポから脳天に激痛が走った。オレは叫んで、自分のものを確かめた。カリ首の裏筋のところにニードルが貫通していた。 痛みに金縛りになる。
 縮こまって、呻くオレの顔を掴まえ、あの人がキスをする。「かずみつ、かわいい」ずっと深くオレを舐め取る。「すげえスケベな体だな。おまえにはまりそう、全部オレ好みに調整したくなったよ」 あの人は、キスをしたまま手をそろりと下へ、ニードルに触れた。触られただけで、オレは強張る。その針をあの人はゆっくり途中まで抜いた。オレはあの人の口の中叫び声をあげた。「しー。しー。ガマンしてキスだろ?」 言われるがまま、唇をがたがた震わせ、夢中であの人の口に吸い付いた。
 針が根元まで差し込まれる。オレのチンポは萎えきって、そこだけ引きちぎられたような痛みに占められた。
「抜いて、」
「無理だろ
 おまえ、このまんま、ファックされんだもん。オレがイくまで、このまんま」
 オレはテーブルの上に転がされ、尻の具合を確認された。
「ホント穴、グダグダだな。すげえよ、かずみつ」
 あの人がゆっくりオレの中に入ってきて、穴全体を占める。「とろとろだなかずみつ」
 ゆるっと腰を使う。オレのチンポが腹の上で揺れる。もう、マヒしてて、何が何かわかんねえ。
「おまえの穴でイけそうだ」
 
 あの人はオレに射精した。 その後、ニードルをピアスにつけかえてくれた。
 ひとつのベッドで眠って(オレは痛みであんまり寝れなかった)、起きてまたセックスをした。チンポが勃起するたびに痛みが強くぶり返してきて、あの人は‘やめとく’なんて訊ーてくれたけど、オレはむしろこのままで、ヤられたかった。
 

 
 ガッコの便所で金次が声をかけてきた。
 そっけなく‘最近お前がつるんでる年上のヤツ。評判悪いぞ’と言ったきり、すっと便所から出てった。
 たぶん、そんなことは誰に言われなくても薄々肌で感じてた。 あの人はツラもいいし、人当たりも悪くねえ。何着てても様んなるし、ケチでもねえ。もてるだろうし、若いうちからヤりチンだったのなんか、雰囲気だけでわかるよ。 だからってなんだ。そんなの関係ねーだろーが。ほっといてくれ! そう思いながら手を洗ってた。 
 便所のドアが大げさな音をたて、誰かが入ってきた。鏡で背後を確かめる。 鏡越しに、花木九里虎と目があった。
 「ここん男子校にオナゴの居るち、キシャンね、」
 花木はわからないことを口走っている。 1年戦争でのオレのことなんてまるで覚えていない口ぶりだ。
 突っ掛かろうと振り向きざま、オレは襟首を掴まれ、そのまま個室に投げ込まれた。 クソッ!どいつもこいつもアナ扱いしやがって! 咄嗟に壁に手をつき、花木の腹を蹴り返してやった。
 その踝を掴まれる。「こら、お転婆スケバンったい。」ピュィッと口笛をふく。 「イッパツ験めさして。」
 
 「野郎のアスコも善かち、聞くけんね」
 花木はオレの頭を水洗タンクの上に押さえつけ、ズボンを引き下ろした。
 「そんなり入っと?」 なんとなく、穴のまわりをもそもそと探る。「ちーとムリ気かいね」そう言って体勢をかえた。 花木が便座に座って、向き合った状態で、その腿に座り込むかたちになった。
 「あれ?きしゃんどこぞで会ーたや?」あらためて顔を見た花木がきいてくる。
「知らねーよ」
 「尻ポケットのナイフば抜いとーとけん」 ぶらんとオレのナイフを見せ、それを高く投げ上げ、個室から捨ててしまった。「鑑別所いきたーなかろーもん」
「テメーに関係ねーだろーが」
「やって、ワシんオナゴにするち、今、決めたもん!」
「あほうじゃねーか、誰がテメーの女になんかなんだよ」
「れ、もう、ダンナの居っと? 悪かこつの言わん。ワシんしときんしゃい。」 花木が両腕を捕って、首筋に顔を埋めてきた。 「わ!ほんまに!オナゴんにおいのする!希少種ばい!」
 ボタンをぷつぷつを外して胸をさらした。「細かぁね。アバラの浮いとぉ」 花木の視線が下に移ってゆく。 「へえ、こんピアスがダンナへの操立てね?」 ピンと、バーベルをはじき上げた。
「さっさとヤりゃいーじゃねーか。このガッコでテメーに敵うのなんか、いねーんだからよ。好き勝手やれよ。」
「止めて欲しか?」
あ゛?
「時間かけよち、今決めた。」
はあ?
 花木が顔をぐいっと近づけてきて、口をぎゅっと押し付けるだけのキスをした。
 

 
 オレと真島の関係も、
 あの人とオレとの関係も、
 ぷつりと切れたわけじゃーねえ。
 ただそこに花木が割って入って、その幅を利かしてるってだけの日常だ。
 
 
:: のらりくらりと、題ありき、だったのです。 『アイツ』に続きます。 20091114-18 ::

『 魔王 』
花木九里虎×黒澤和光
 
 
 花木九里虎の留年説は年明け頃からささやかれていた。 それを気にしていないのは当人ぐらいで、同学年より、むしろ後輩の29期生のほうが気が気でならない様子だった。 …負債相続は勘弁だ…卒業生以外の生徒、そしてほとんどの学校関係者達がそう思っていたに違いない。
 
 「おまえ、決定だろ、」 校舎屋上。黒澤は煙草を口に、花木にこう言った。
「あ゛ぁ、何がね?」花木は綻びのはげしいソファで、グラビア誌を膝に、携帯を片手にそうかえす。
「来年、留年だろうが」
「知らん」
「花のまわりがごちゃごちゃしてんだろ。見てりゃ分かんだろ、」
「関係のなか」
「ま、いいがよ、。 オレは卒業だし」
「あ」 なにかをふと思いついたよう、花木が顔をあげ、黒澤を見た。 黒澤はフェンスを背に、空に煙草の煙をふいていた。「ンなら、あーたも居らんのや?」花木は‘まさか’という顔をしている。
「たりめーだろ。オレは春から代官山だ」
「聞ーちょらん、」
「そりゃ、言ってねーもんよ」
「‥‥‥‥」花木はだまったまま、黒澤を睨みつける。 そんな花木を横目に、黒澤は煙草の火を壁でもみ消した。そしてすぐ、もう1本を口にする。
「喫いすぎ」
「アホすぎ」
「‥‥‥‥」
 

 
 「ワシ、ブッチャーのごたる部屋ばガッコに作ろぉ、思おとる」 翌日、突然に花木はこんなことを言い出した。
「 あ゛?」いったい誰の入れ知恵だろう、と黒澤は思う。「で?」
「住み込むに決まっとーと!」
「 そんなにガッコすきだったかよ、テメ?」
「やって、いっつも朝起きたら昼バイ」
「水商売や風俗とばっかつきあってるからだろ」
にゃははは「やけんど、ガッコに住みゃ、遅刻の無か!」花木は堂々と言い張った。
「 …まあ、足掻いてみろよ、」黒澤は‘それでも、遅刻するよーなヤツだよ、おめーは’と思いながら笑った。
 

 
 翌週から、校内で花木を見かけることが度々あった。大きなダンボールを持って歩いていることも、ひとりではないこともよくあった。 そして、登校しておいて、授業に参加することはまれだった。
 渡り廊下や、FBIの窓からそれを見かける黒澤は‘ちっとでも顔出して行きゃ、いーもんをよ、’と内心思いつつ、黙って見過ごしていた。
 

 
 月末。
 校舎、廊下の突き当たりの倉庫部屋の前。 そこに黒澤を引っ張ってきた花木が「どげんね?」と得意げな表情だ。
 扉にはカッティングシートが大きく張られていて、横の壁には(魔王)とある。‘いったいこの学校の教師の目はどこについてんだ’と黒澤は不思議に思う。
 
 「靴、脱ぎ」と花木が戸を押す。ドアノブには、不必要だろう鍵までついてあるらしい。
 元倉庫だった部屋の床には絨毯がひかれていて、家具、電化製品が配置されている。
 それを見て「ほんとにやっちまうとは、な、」黒澤はあきれた。
「なかなかのもんやろ?」
 ぐるっと部屋を見回し「ついでに、エアコンもつけちまえよ」、ソファについた。 「これ、」とソファを撫で「屋上のより座り心地いーじゃねーか」と、肘掛に頭をおく。「なんだよ、テレビも液晶じゃねーか」
「パチンコばい」
「ウソつくな」
 でへっ。 「クロサー最初ん客ばい」
「誰もきたがらねーよ、こんなとこ」
 ソファに寝そべる黒澤の脚を払って、そこにどかりと腰掛ける。「のう、クロサー、卒業まで泊まってってもよかよ。自分も補習ぐれーある身持ちやろ。で、ヤりまくろ毎晩。あんた居らんよぉなるまで。」
ハッ、「こっちの身がもたねーわ、テメーのデカチンで毎晩バカスカヤられりゃー」
「やー、そげんでもなかとよ。そらワシ、ちんちんデッカかけど膨張率はそげんでもなかとおもうし、」開かせた黒澤の腿に乗っかるよう、枕がわりにする。
「るせーよ、デカチン。重めーよデカチン、どけよデカチン」
「これ、ワシんソファばい」
「ケチくせーんだよデカチン」
「きゃーもーデカチン、デカチン、うっさか!」黒澤の背中に腕をまわし、ばきばきと抱きしめる。
「きゃーきゃーわめくなよ、デカチン」
「もー!お口、蓋しちゃろー!」
 「あーもー待て待て、サカんな、こんなとこで」
 黒澤の顔をのぞきこみ緩まった背中への圧に、ほっとして息をつく。 花木は加減をしない。黒澤相手だと。
「‘こんなとこ’はなか。 ワシら、教室、屋上、便所、保健室…あと、体育館、そん倉庫…ああ、美術準備室、まーそこかしこでヤっとーよ。やのに、こげんよか部屋でヤりたーなか、ちゅー気の知れん」
「 そんな問題じゃねえよ、キモチの問題だよ。万年サカってるテメエは無関係だろうがよ」
「シラくる。
 卒業の別れの悲しか? そいでヤれんち、きしゃん笑かすぅ」黒澤の唇をつまみ上げた。
黒澤は顔を振ったが、花木の手は離れなかった。「ひてへ」口を閉じたまま言う。
「泣け泣け、泣いたら許したってもよか」花木は笑って言うが、黒澤はそれ以上少しも体を動かさなくなった。 「蹴らんね、クラさんね、」
 花木の上体が重くのしかかり顎を噛む。 ふいに黒澤の体の強張りがとけ、気のぬけた花木の手をゆるくのはじいた。
 「まーいつものことだもんよ、ヤれよ、チンポ出せよ」と力なく言った。 「 だいたい、おまえからセックスとったら何がのこんだ、」
フン、「あーたから尺八とったら何の残るとやろーね、
 ちゅー、ば、やろ、」舌が唇をわってはいった。「ちゅう。」歯を撫であげる舌に舌をからめた。 「やっとクロシャーらしか、」口につぶやく。
片目から涙が流れるのをぬぐって、そのままキスをする。「おかしいな」
 唇が耳たぶにうつる。「なん?」
「ンでもねーよ」
 
 
:: 20091111 ::


:: かじゅみちゅ液。だって、カワチ氏がぶっかけろって言うんだもん。 20091110 ::


:: 20091109 新宿白鳥 山城尊 ::

:: 20091108 どうあれまず1本。 ::

 


          
 
:: 父親のゴルフに付き合わされる軍司。パターは父親の心臓のため、息子が。練習中。 20091107 ::


:: 3部で‘カリ’かえそうか。 20091103 ::


:: 20091028 ::
 




:: 繫液 20091027 ::




 
:: 鈴蘭の罰ゲームは黒澤に。 20091018 ::



■ club GLICO に [ 花木九里虎キーワード30選 (18禁) ] 置いてあります。
 



       
 
:: 腐。黒澤和光。手ブラ。ヒッピー。ノーメイク。髪タレ。 20090919 ::




 
:: 腐。原田十希夫(ぺたぱい) 20090915 ::



:: 腐。グラビアというより、生ビールのポスター。豊乳◎。 かずみつはチャイナサン。20090914 ::



20090907.jpg
:: 天地 20090907 ::



:: 目の色が目立たない…。 20090903 ::



600.jpg
:: 200908プティアンソロ表4 ::



:: しゃんぐりら。 20090822 ::



:: 帰省九里虎。 「風邪でんひぃたら、しろしかけん、」て母親に肩にかけられた。 20090820 ::




:: うちのアマチ君は睫毛も体毛も白いのです。 20090814 ::



:: 九里虎が和光描けってゆうんだもん。 20090810 ::




:: ×九里虎。アフター。 20090805 ::




:: 暑中、御見舞イ申シ上ゲ候。 20090801 ::



ランボルギーニ
:: 20090717 ::



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:: 20090715 ::




 
::  20090628 ::


20090627.jpg 
:: (ネットで見かけた)来月の南チャンのお誕生日に受けたいサービス。あやういワ。 20090627 ::


200906251.jpg 
:: ガクラン。破廉恥。 20090625 ::



:: きるとぐりこの予定だった。   20090618 ::



 
:: ワガママかなえてくれてありがとうございます。萌え塊だ。とくにここ!ヤベえ! 20090616 ::



 
:: 尊敬するサイト様のトップ用の一枚。 20090601 ::




:: ぬぬぬる。 20090525 ::
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